吊り輪の後方宙返りで初心者によく見られるリングを持ちすぎる宙返りをしますよね。初心者でなくてもリングの引きを意識しすぎて離すのが遅い選手を見かけるのですが、そういう場合、宙返りとして採ってもらえないと聞いたのですが、本当ですか?大会レベルにもよると思いますが。
そこでその宙返りのリングを離すタイミングを教えてもらえませんか。

-Mさん-


>宙返りとして採ってもらえないと聞いたのですが

正確な位置とか角度が規定されている訳ではありませんが、大袈裟な様子ならそういうことも有り得るでしょう。

>初心者によく見られるリングを持ちすぎる宙返りをしますよね

あふり−引き−弾き(離手)の勢いの無さがそう見えるのでしょう。体が逆さになるくらいまで持っていても流れや勢いが伴っていればOKだとおもいます。
ある技術本に吊り輪の宙返りはとにかく早くリングを離せと書いてありました。これはあふりが出来ている条件でそういうことなのでしょうか?自分の場合、逆懸垂ぐらいまで行かないと手が離せません。多分、腰であふっているからそうなると思うのですが、これについてもお願いします。

>吊り輪の宙返りはとにかく早くリングを離せと書いてありました

これは私のイメージですが、早く離す位置までいく必要がありますね。

>これはあふりが出来ている条件でそういうことなのでしょうか?

あふりと引きが出来ている状態だと思います。

>腰であふっているからそうなると思うのですが、これについてもお願いします。

そうですね。これも影響していると思います。身体を締めて胸から下であふれると上に書いてあるような「早く離せ」が有効になります。
何れにしても、あふりから上昇に勢いが必要です。
では、もうこの際、今までのやり方をやめて、思いっきり上半身であふろうと思うのですが、どうでしょうか?首も早く返して。

「今までのやり方」を理解していませんが、
因みに下り技はなにを行おうとしていますか?

「上半身であふる」という表現は誤解を招き易いんですが、
胸を突き出すような状態とは違います。
足先だけを先行させて腰が折れて下半身だけがクルッと回るようなあふりは駄目という事です。ですが、足先を先行させる事に違いはありません。リングを引ききることは必要です。あふり〜リングの弾きまでのスピードが遅いと、最初に書いてあるような心配があります。

じむきちさん>HELP!!
スイングからあふり−引き上げ−弾きまでの「薄造り」あると最高です・・・(あ〜とうとうリクエスト出してしまった)m(__)m

雄大な伸身宙返りです。
今までのはMさんの足先だけを先行させて腰が折れて下半身だけがクルッと回るようなあふりだと思ってください。

-kousaka-


Mさん>伸身宙返りのビデオをアップしたいと思います。
出来るだけ早くアップしたいと思いますが、しばらくお待ち下さい。
なお、じむきちさんの薄造りがあるとなおわかりやすいですね。よろしくお願いします。>じむきちさん。
皆様、お手数お掛け致します。

-kousaka-


つり輪ページの最後にビデオをアップしました。
ちょっと体の締まりのない選手ですので、あまり良い演技ではありませんがスイングは結構上手です。
わかりにくい動画ですが、少しでも参考になればと思います。

http://www.gymnastics-tech.com/turiwa.htm

-Mさん-


kousakaさん>
ありがとうございます。足先を狙う方向やそこからの引きは参考になりますね。(ちょっと持ち過ぎかな)(^^;
あのくらい足先が振りあがっているのであればもう少し早めにリングの弾きを使って雄大に見せてもOKですね。(確かにスイングは無駄な力がなくいいですね)

炉さん>
足先の振り上げ(あふり)から引きが一連の動作として繋がっていてるので自然に上半身も引き上げられています。このイメージです。

-じむきちさん-


M(p^^)pさんとkousakaさんに呼ばれて、調子にのってホイホイやってきた板前です。
「薄造り」はお高くつくので「洗い(粗い;描きなぐり)」にしてみました。1ページに3点盛り合わせにしてしまったので、画像がちょっと小さくてみづらいかもしれません。

http://www13.ocn.ne.jp/~gymkichi/MyPage/album_show4.html?page=2

たぶん、こんな感じではないでしょうか・・・?

-Mさん-


>じむきちさん
わーーー!!
期待通りですっ!最高!!

因みに、確か私はじむきちさんの○歳下ですが、高校時代の規定はカット下りでしたよ。
伸身宙返りで下りるのであれば今でも「古典的さばき」でいいとおもいます。弾いた後に雄大な姿勢を見せる事が出来易いと思います。
kousakaさん、じむきちさん、ありがとうございました。早速、勉強させて頂きます。
自分のと比較してみたら、宙返りの高さ、リングの持ち時間はほぼ一緒でした。しかし、じむきちさんの解説の通り腰あふりでした。でも、高さはそんなに低くないです。動画はリングを引くまでは少し腰が曲がって、弾いてから腰がピンっと伸びてますよね。自分は引いても腰が曲がって、宙返りの終わり際に腰が一瞬伸びる形でした。これが自分の形なんですけど、以上を踏まえて改めてアドバイスを頂けますでしょうか?

-kousaka-


動画より体の開きが遅いと減点対象になると思います。
動画の方もちょっと遅いと思いますので・・・。
離手になる少し前に輪を引き離す動作と同時に開くといいいのではないかと・・・(個人的には)。

-じむきちさん-


「(輪を)引いても腰が曲がる」というのは、もしかすると結局、足先(=全体)の上昇が足りないのでは?腰や上半身の高さは似たようなものでも、全体の上昇力がないと、動画のように「ぴんっ」とは開けないような気がします。
遠回りなようですが、やはり上半身も使ったあふりや懸垂回転の練習に、時間を割いたほうがいいような気がします。上手くいくと、短期間で「化ける」こともあります。
私は社会人になってから、練習全体のアップでも吊り輪の種目練習でのアップでも、常に基礎スイング(小さなスイング)をベーシックトレーニングに組み込んで(1日5分程度ですが)、かなり改善できたように思います。

-Mさん-


そうですね。それが「胸より下であふる」という意味です。
じむきちさんの言う通り、大きなスイングの練習が解決の早道です。
皆さんのおっしゃるようにとにかくスイングを積むことにしました。
この前、じむきちさんのアドバイスのように胸でスイングをする意識をしたら、リングを離すタイミングは変わりませんが、胸が上昇していくのが、確認できました。少し変わったと思います。その離すタイミングなんですけど、どうしても気持ち早く離すのは何か怖いです。
多分、今の裁きは古典的な裁きかもしれません。そこでですが、その古典的な裁きと胸であふる裁きと何が違うんですか?図を見ても違いが分かりません。

-じむきちさん-


>その離すタイミングなんですけど、どうしても気持ち早く離すのは何か怖いです。

・・・おそらくまだ、振込み(上昇)の力が不十分なので、早く(=回しこまないうちに)離すと「回転不足になるような気がする」のではないでしょうか?離手部分のさばきの変更に、あふりの変更が追いついていないのかもしれませんね。

>その古典的な裁きと胸であふる裁きと何が違うんですか?
あふりの部分(1・2・3コマ目)までは同じで、胸を支点にしてひっくり返っています。
違うのは4コマ目(輪の引き)からです。
中段の図では伸腕で輪を横に開いて引き上げを行い、早めに体を開いて(反って)全体として懸垂回転の途中で輪を離すようになっています。
しかし下段の図(古典的なさばき)では、屈腕で輪をあまり開かずに顔の前を通過させ、体を反らずに直線的に引き上げてから輪を離し、その後に体を開いています。

※なおこの図は以前より後のページに移動しています。

-なっき〜さん-


僕はドッペル(最近はサルトも練習してます)が下りですけど、ずっとリングを持ってますよ?
それが駄目だとは聞いたことありませんでした。
部員にはむしろ「最後まで持ってろ」と教えてるくらいですから。
でないと早く離しすぎて高さが出ないですし、勝手に回転して、こける可能性もあるんじゃないですか?

-Mさん-


前にも書いたことあるかもしれませんが、「最後まで持つ」はいいんですが、そこまでの時間が長いと(あふりや引き上げに勢い・スピードがないと)宙返りに見えません。
じむきちさんの言葉を引用すると

>振込み(上昇)の力が不十分なので、早く(=回しこまないうちに)離すと・・・

上昇の力や勢いがあれば問題ないわけです。
違いが分かりました。でしたら、裁きの形だけでしたら、胸でスイングする宙返りでした。意識として伸腕で(曲がってるかもしれませんが)体を早く開いて(反って)やっていますので。あとは手を離すタイミングだけです。

-じむきちさん-


炉さん>
手を離すタイミングを早くすることはこの際忘れて、輪よりも全身を高く放り上げることに目標を据えてはいかがでしょう?なっきーさんもご指摘のように、早く離すことにこだわっていては、危険なこともあります。
規定のさばきで「輪を早く離す」というのは、
・輪よりも高く全身の上がる選手が、
・遅くまで輪を持っていて、
・なおかつ手首を返していたりすると(これがけっこう重要)、
 →支えているように見え、宙返りに見えないので減点されるかも?
というのが問題の本質だと思います。
ですので、まずは高く振りあがることが第一です。

蛇足ですが、「古典的なさばき」では輪を持っているうちは手首を返さないので、高ーく体を引き上げて遅くまで輪を持っていても、まったく支えているようには見えません。ですので、印象深い雄大な捌きが可能です。
分かりました。ということは、まず古典的なさばきを練習ですか?
じむきちさん、手首を返すとか支えているとはどういう動き(意味)ですか?イメージが分かりません。

いえ「古典的なさばき」を推薦しているのではありません。これは「全身あふりによる高さ」と、「練習全体に余裕があったら」狙う部分に設定したほうがいいかと思います。つきつめると、それなりに時間を食うので・・・
まずはスイングを充実させて、kousakaさんのアップしてくださったビデオのさばき(=高いデスロの上昇途中で手を離す捌き)までできたら、練習全体の時間配分を考えた上で、取り組むかどうか決めたらよいと思います。

「手首を返す」とは、手首をグーに握って(バーを握っているつもりで)、ゲンコツを「手の甲側」に曲げた状態です。
腕の力を手に伝えやすいので、鞍馬や平行棒の支持では、必ずこうなっていますよね?これが「支える」という具体的なイメージです。腕とゲンコツの手の甲が一直線になっていたり、招き猫の手のように、ゲンコツが手のひら側に曲がったりしていませんよね。

ひとまず。